できると錯覚するツールで無能になる

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便利な現代。家には、テレビ、冷蔵庫、洗濯機。
エアコン、電子レンジ、掃除機などなど。

自動車も最近では様々な機能が満載。
使いこなせないのではないかと思うほどです。

パソコンやタブレット端末も高性能のモノばかり。
すべて使いこなしているでしょうか。

高性能の電子機器を所持して使っている。
それで、能力が高くなるのでしょうか?

 

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能力が向上している幻想を抱かせるツール

自動車、スマホ、パソコンなど、現代にはほんとうに便利な
ものがたくさん存在します。

そして、そういったものを使いこなしていれば優秀な人と
なるのでしょうか。

高性能のパソコンやモバイルを使いこなしてていれば、
あたかも自分自身の能力が高くなったような気がします。

 

自動車もアクセルを少し強く踏み込めば、一気に加速していきます。
ブレーキをギュッと強く踏み込めばいきなり急ブレーキが
かかります。

あなたがアクセルを踏んだその先には、爆発的なパワーを持つ
自動車のエンジンに繋がっています。

アクセルを踏み込めば、一気に自動車は加速していきます。

 

自動車のパワーはどんなものでしょうか。
例えば100馬力というのはどのくらいの力なのでしょうか。
”馬力”というくらいだから、馬100頭分くらいなのでしょうか。

とにかく想像を超えるパワーです。

生身の人間がそれだけのパワーを出せるでしょうか。
もちろん、出せないですよね。

自動車そのものの性能は、人間の力をはるかに超えた存在なのです。
だって人や荷物を乗せて100キロ以上のスピードを軽々出してしまう
乗り物なんです。

 

運転できるようになると不思議なもので、自動車を運転していると
なんだか自分自身がその車と同じように性能が高くなる錯覚を
起こしていきます。

 

でも快適にドライブ出来ているのは、自動車の高度な性能のおかげ
なんですよね。

そしてその自動車を作ったのは、最先端技術の粋を集めた
自動車メーカーです。

 

パソコンなどもそうですよね。

毎年のようにバージョンアップしていき、高度に進化していきます。

文章や表、契約書や請求書、様々なものを作ることができます。
もっと複雑な計算やソフトを使ってできることは無限大です。

 

ネットにつなげば、パソコン画面に世界中の情報を見つけることが
できるというとっても優れたモノなんですよね。

超高度で高性能なパソコンですが、私たちはそのほんの一部しか
使いこなすことができません。

パソコンも使っていると自分自身の能力が高くなったような錯覚
を起こしていきます。

 

私たちは、それら便利なツールよって、自分の能力が向上したか
のような錯覚を起こしていることにお気づきですか。

 

 

能力が向上している幻想を抱かせるツール

現代社会の中では、とっても便利な電子ツールに囲まれて
それらを生活の一部として生きています。

 

自動車、パソコン、コンピュータ、電子機器、家電製品など
もはや今の私たちの暮らしの中で無くてはならない存在です。

もしも、これらの電子機器が一切なくなってしまったら
どうなるのでしょうか。

 

きっとほとんど社会そのものが機能しなくなるかもしれません。

私たち個人もただ呆然としてしまうかもしれません。

 

もし、自動車、電車が使えなくなったら。
もし、スマホが使えなくなったら。
もし、会社のパソコンが一切使えなくなったら。
もし、家電製品がすべて使えなくなったら。

 

テレビはもちろん、冷蔵庫、洗濯機そして電気も消えてしまったら。
そんなことあり得ないから、想像すらできないですよね。

それほどまでに私たちは、便利すぎるこの世の中を生きています。

そんな便利な世の中と引き換えに私たちはとっても大事な能力を
失われつつあります。

 

それは”考える”能力です。

 

できると錯覚するツールで無能になっているんです。
しかもそのことに全く気づかず生きている。

 

1960年、日本は戦後復興を駆け足で走り始めた時代です。

白黒テレビが普及し始め、冷蔵庫や洗濯機がようやく家庭で
使われはじめました。

 

自動車も車の形はしていますが、エアコン、パワステ、パワーウィンド
などもちろんありません。

 

会社にはパソコンもありません。すべて手書きです。
そのうちようやくワープロが使われだします。

もちろんスマホや携帯電話もありません。
電話があるのは会社や自宅の固定電話。
そして電話ボックスだけです。

 

現代社会から比べたらとんでもなく手間暇がかかる時代です。

でも、当時の人は、少しづつ普及していく家電製品に感動していました。
自動車が少しづつ進化していくことにワクワクしていました。

 

最初は、期待膨らむ夢のような家電製品も次第に当たり前の存在に
なっていき特別な感動もなくなっていきます。

もちろん、新しいモノを購入すれば、それなりにワクワクもしますが、
それも最初だけです。

 

気がつけば身の回りには便利な高機能の機器ばかりです。

今、最も手放せないものといえばスマホでしょうか。

でもそれらをどんなに使いこなしていても決して能力が高くなった
わけじゃないんですよね。

 

 

失われた考える能力を呼び戻す

多くの高性能の電子機器に囲まれていると、自分の能力が
本当に高くなったという幻想に陥ります。

ただそれらを使えるというだけなんです。

しかも、高機能な用途のほんの一部しか使用していないにも
関わらずです。

 

現代の電子機器は、恐ろしいほど多機能です。
それをすべて網羅して完璧に使いこなすのは至難の業です。
便利な電子機器も結局は道具にすぎません。

それを使ったからといって能力が引きあがるわけではありません。

いや、むしろ人間にとってとっても大切な能力さえも奪われつつ
あるという驚愕な事実を知っているでしょうか。

高性能の電子機器を使って悪いわけではありません。
ただ、それがすべてではないということです。

 

現代では、電子機器以外にもとにかくあらゆるものが溢れすぎています。

さまざまなモノが余り過ぎている現状です。
モノ不足で飢えていた時代とは違います。

モノ不足のころは1つのものがとっても貴重です。
そのころは、モノを大切に扱いもし壊れれば必ず修理して再び使います。

今はどうでしょうか。

 

壊れるまで使い切ることはなく、どんどん新しいものに変えていきます。
新商品が生れ出るサイクルは早まり、次々に新たなモノがどんどん出てきます。
気になるのは新商品情報や流行りの商品です。

すっかり私たちは、そんな便利な商品に翻弄されてしまっています。
肝心な自分の生き方よりも優先しています。

 

さまざまな新しい電子機器に囲まれて、気がつけばとっても大事な
自分の将来さえも失っていることさえも気づいていません。

だからと言って、今すぐ一切の電子機器を使わないようにする
のはあまり現実的じゃありません。

 

では、どうすればいいのでしょうか?

 

今現在、将来に不安を抱える50代、60代がどんどん増えています。

何もしないでいればこれから先未来はどんどん大変な時代に
なっていきます。

 

少子高齢化で働く人の絶対数はどんどん減少していきます。
それと引き換えに会社を引退して年金受給世帯も増えていきます。
これから先公的社会保障もほんとうに当てにできない時がやってくる
かもしれません。

だから少なくとも自分のことは自分で守っていかなくてはなりません。

しっかりと自分自身の未来のことについて考えてみる。
そして、自分からいろいろとチャレンジしてみて、自分の価値を
高めていく。

 

モノが無かった時代のように、毎日考えて工夫してみる。

それを続けていけば、今まで気づかなかった本当の自分の才能に
目覚めるかもしれませんよ。

 

 

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本記事のエキス

自動車、スマホ、パソコンなど世の中便利なものはたくさんある。
そういったモノを使うこなせるようになると、不思議なもので自分自身の
能力が高くなった思うようになる。ところが、それは大きな間違いなんですよね。
失われた考える能力を呼び戻し、本当の自分の才能を目覚めさせれば、
明るい未来を実現きるかもしれません。

 

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