地獄へ落ちてしまった50代が今できること

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今50代、しかももうすぐ60。
20代、30代の時の余裕資金が残せていたなら。
過ぎたことを嘆いたところでどうしようもない。
別にその時のことを後悔はしていません。
若い時の経験は、その時にしかできません。

でも、若い時の投資が今に生きていない。
いったい何が悪かったのでしょうか?

 

予知できなかったビックウェーブ

20代のころ、自分自身が退職する時のとこまで考えていませんでした。
まだまだ社会経験も浅く、仕事のことや実社会のことを覚えていくことで
いっぱいいっぱいの毎日。
不安も多かったけど、それ以上に期待の方が多かった。

とにかくその時には、学校とは違う実社会のいろいろなことを覚えること
に必死だった。
50代、60代でどうなるのかなんて、これぽっちも考えていませんでした。

気晴らしで、お酒飲みに行ったり、趣味にお金使ったり、
テーマパークなどへ遊びに出かけたり。
でも、そういったこともすべてストレス解消の気晴らしでも
あるんですよね。
ストレス社会と呼ばれる現代は、どこかで発散していかなければ、
その鬱憤はいつの間にかたまりにたまってしまいます。

時には上手に発散させていかなければ、前へ進めません。
20代、30代のころは、当然それでいいと思っていたんです。
ところが人生はまだまだその先があるんです。

子供ができれば子供に、そして住宅に関する支払い、
家電製品、自動車、保険、ローン、食費、生活費、医療費、
冠婚葬祭費用など。
待ち受けているのは怒涛のように押し寄せてくる支払いの波。

「ざぶ~ん、ざぶ~~ん、ざっぶ~~~ん」

支払の波は、いつの間にか、ビックウェーブになっているんです。
そして、やっとその時になってわかるんです。

あの時、「今が楽しけりゃなんて思わなければよかった」

もちろん今更後悔したところで、過去へは戻れません。
とはいうものの後になってようやく気付くのが、失敗人生。
最初からこうなるとわかっていたら、もう少し上手に
お金を残せていたでしょうか。

20代、30代は、肉体的にも若く、気力も充実している時期です。
仕事でも遊びでも何でも思い切ったことに挑戦できます。
その時期に出来る貴重な体験はその時にしかできません。

確かにお金も使ってしまいましたが、後悔はしていません。
その時は、「これは未来への投資だ!」
なんて先のことなど真剣に考えてませんでした。

60を間際に迎え、今の現状に愕然とします。
そんなこと20代当時、はたして予測できたでしょうか。

 

今から先の新しい未来

20代、30代のころ、将来50代、60代でどうなるのかを見通せていたら
未来は変わっていたでしょうか。

とはいうものの変えられない過去を、ああでもないこうでもないと
あれこれ考えても仕方ありません。
残念ながら、現代の科学では過去へ戻るすべはありません。

今、考えるべきことは、これからどうするかだけです。
あきらめてしまえば、何も望めない日々を空しく過ごすしかありません。

でも、たとえ少しでも、これからの未来が変わることを信じて変化する
ための行動をしていれば最後は有終の美を迎えられるかもしれません。

今から変えられるのは未来しかありません。

過去のことはすべて忘れて、仕切り直して、まったく新しい人生を
歩もうとする勇気は必要かもしれません。

ただそんなに心機一転しても、根本的に人って変わりません。

結局、何もかも上手くいかず、さらに悪い状態になってしまった
なんてことになってしまうかもしれません。

これから未来に向かって生きていく上で、少なくとも失敗するような
生き方は避けたいところです。

では、これから失敗しないように生きるためにはいったいどうすれば
いいのでしょうか。

今からこの先生きていくために重要なのが、過去の失敗です。

「どうして失敗したのか?」

過去の失敗の分析は、今後の未来を作るための土台となります。
過去の失敗を未来へ進むためのエネルギーに変えればいいのです。

これからの未来のための過去だったと考えれば、どんな残念な過去でも
無駄ではなかったってことになります。

大きな失敗続きの過去ならむしろ、これからの未来に生かせるものに
なるのかもしれません。

20代、30代のころ後悔しないなんてその時かこつけていても、
60を前にして思うような状況でないなら、結局それは失敗だった
ということになります。

自分自身は何も悪くない!

そう思いたいのかもしれませんが、いいとか悪いとかじゃなくて、
理想的な未来へ向かうための生き方ができていなかったということです。

まずは素直に未来のために理想的な生き方が出来ていなかったこと
を自分自身が認めること。

自分自身と向き合えるのは自分だけです。
他の誰かはまったく関係ありません。

自分の過去と正面切って向き合えれば、これから未来へ進むべき道も
自然と見えてきます。

 

自分の本当の姿を見つける

自分自身の過去に真っすぐ向き合う。
するといろいろなことがわかってきます。

今と過去を振り返り、変わったところ変わらなかったところ
いろいろな自分の姿が見えてきます。

過去の自分を冷静に振り返ってみると、上手くいったこと失敗しとこと
など様々な状況を経験してきたことに気づきます。

自分自身が成長とともに変化したところがわかってきます。
でも根本的なところは、あまり変わっていないような気がします。

20代、30代のころのような若い時と違って、今は体力も思考能力も
衰えてしまった年齢です。

さすがに何でも挑戦できるという年齢でもありません。
では、やはり妥協した目標を立てるしかないのでしょうか。

過去の自分と今の自分との違い。

それは挑戦することをあきらめてしまったところでしょうか。

20代、30代のころは、それがいいとか悪いとかに関係なく、
とにかく「とりあえずやってみよう!」という常に前向きな
気持ちで取り組めていました。

ところが今はどうでしょう。
いつの間にか「どうせできっこない」っていう具合に最初から
やろうともしません。

自分自身ももう若くないんだし、上手くいかないことは
やらないようにしています。

明らかに過去の自分とは違います。
それにしても、いつの間にそうなってしまったのでしょうか。

そうなんです!
よ~く考えてみると、悪いのは過去じゃないんです。

最初から「もう若くないから」と言い訳して、ほとんど何も挑戦
していない今が原因だったんです。

確かに貧乏な今現在の状況は決していいとはいえないのかもしれません。
でもね、悲観したところで状況が変わるわけではありません。

もし今、お金が必要なら、何をしなければならないのか、
まずはじっくり考えてみます。
そのために出来ること。

お金を使わない、節約する、使わないものを売る、支払いを減らす、
一生懸命に働く、お金を作ることを考える。
考えられることはまだまだたくさんあります。

今最も何を優先しなければならないのか。
じっくりとよ~く考えてみます。

さぼりたい気持ちや遊びたい気持ちもあるかもしれません。
でもね、残された人生はあとわずかです。
今やらなければ、本当に人生終わってしまいます。

まずは過去の自分をじっくりと振り返り、自分の本当の姿を見つけ
ことが先決じゃないでしょうか。

 

本記事のエキス

やりたいように生きてきた20代、30代。60を前にしてほとんど何も
残っていないことに今更気づきます。反省しても過去を変えることはできません。
大事なのは過去の反省から、自分自身をじっくりと見つめなおすこと。
自分の本当の姿を見つけ理想的な未来にするための生き方を優先する。
少しでも今から先の未来をよくするための変化を加えてみませんか。

 

 

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