「あの新幹線に乗れたなら」
私が思い描く目的地へ連れて行ってくれるかもしれない。
そんな心躍りワクワクすること思ったりしませんか?
実際に新幹線に乗ってしまったら、どうなるのでしょうか。
そこは、天国でしょうか、それとも地獄でしょうか。
新幹線の正体って何でしょうか
新幹線は人を乗せて理想とする目的地まで真っすぐ進みます。
私たちは、その新幹線に乗っているだけでいい。
とにかく乗車さえすれば、その新幹線は目的地まで一直線に進んでいきます。
快適で乗り心地のよい新幹線。
猛スピードで駆け抜ける車窓を眺めているとなんだかワクワクしてきます。
ところが、外の景色を眺めていると、
なんだか自分が思い描く理想と違ってきます。
新幹線は、理想とする場所へ向かいますが、
それぞれ乗っている人のために進んでいるわけではありません。
結局、途中下車するしかありません。
私たちは、ただ新幹線に乗り込んで座っているだけで、あっという間に
新幹線のレール上にある目的地へたどり着いてしまいます。
とっても便利な乗り物です。
私たちは実社会でも、新幹線と同じような乗り物に乗っています。
理想の目的へ連れて行ってくれる新幹線の正体って何でしょうか?
理想の新幹線に乗れたなら
理想の目的へ連れて行ってくれる新幹線の正体。
それは、「会社」です。
新幹線以外にも鈍行列車やバスなど世の中には
いろいろな乗り物があります。
どんな乗り物に乗るにせよ、結局目的地は決まっています。
乗り込んだ乗り物が進む方向にゆだねるしかありません。
結局、向かいたい目的地にたどり着くことはできせん。
新幹線の窓から通りすぎる景色を眺めていると、
次第に違和感を覚えてきます。
自分が思い描く理想に行けるのか不安になってきます。
そうなるともうその新幹線から途中下車したくなる。
つまり、会社を辞めたくなってきます。
でも、そんなこと最初からもちろん望んではいません。
「こんな場所にくるはずじゃなかった」ではなくて、
「思い描く通りの場所へ連れてきてくれた」
なんてことになったらいいですよね?
自分自身が思い描く理想の目的地へ行ってくれる新幹線に乗れたら
いいと思いませんか。
夢を叶えるのは新幹線じゃない
夢の実現のためにそれを叶える先へ進む新幹線に飛び乗った。
あなたはそうしたはずですよね。
でも、その通りにはならなかったのはどうしてでしょうか?
その原因は、
1.自分自身の夢があいまいでハッキリとしていなかった。
2.新幹線の目的地をよく確認していなかった。
3.自分の目的地と新幹線の目的地が合っていなかった。
つまり会社を決める選択を間違っていた。
でも、やはり最大の原因は、
自分が進む目的の場所がわからないからなんですよね。
もしもそんな思いで新幹線に飛び乗ったらどうでしょうか?
最初から目的地もわからないから、進行方向は新幹線にゆだねる
しかありません。
なんとなく乗っているだけだから、
「これでいいのか」って思ってしまう。
「やっぱり違う」って感じて途中下車。
新幹線に乗り込んでしまいさえすれば、きっと自分の目的地へ
運んでくれると錯覚してしまっているんです。
新幹線に目的地をゆだねても一生、自分自身の理想の場所には
たどり着けません。
だったらどうしたらいいでしょうかね?
個性の出し方の参考に
→『人生と言う名の戦場からの生還。』
本文の要約
私たちを夢に描く理想の場所へと運んでくれる魔法の乗り物、それは
「会社」です。ならば、会社という新幹線に乗っていれば、
希望する理想の場所へたどり着けるはず。
でも、あなたの本当の目的地ってどこでしょうか。
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