真面目になることをやめる勇気

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真面目に仕事する。
頑張り続けていく。
それはとても素晴らしいこと。
でも、結果は貧乏なまま。
真面目じゃダメなんでしょうか?

 

 

 

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真面目じゃ何も手にすることはできない現実

真面目に取り組むことがいいと信じてきた。
それに今はもう、20代とか30代の若者ではない。

50代でしかももう定年間近の人間だ。
真面目にコツコツと生きていくのが一番じゃないでしょうか。

ところが、現実はどうだろうか。

気がついてみれば、貧乏なままの生活環境です。

 

「わたしは、いったい何をしてきた?」

 

自問自答しても、どこでどう間違えたのかさっぱり
わかりません。

 

真面目に今までどんなことをしてきたのか?

 

真面目にコツコツといっても、ただ漠然と与えられたこと
をやっているにすぎません。

毎日毎日ルーティンワークのようにただ繰り返すだけの
毎日です。

 

地道に真面目にコツコツといっても、何の工夫もなく
ただ目の前の面白くもないことを日々繰り返していた
だけだったんです。

 

よ~く考えてみれば、今やっていることが将来どうなる
なんてことは真剣に考えてませんでした。

 

「真面目にやってさえすれば、いつかよくなる」

 

そんなふうに漠然と思っていただけです。

今現在、どうなっているのか?

 

何も手にしていないどころか、あるのは借金です。

この先、どうなっていくのかさえ見えない。

真面目にやってきてたどり着いた現実。

それはあまりにも悲惨な現状です。

 

違う未来を見ていた50代の今

20代のころ思い描いていた50代の姿はどうなっていたと
想像していたでしょうか。

 

仕事で成功してそれなりの地位を築いている。
お金はたくさんあり、裕福に暮らしている。
自由な時間は、たくさんあり楽しく生きている。

そんな未来を想像していました。

 

大きな家には、広い庭、パーティールーム、シアタールーム、
書斎、トレーニングルーム、そしてプール。

大きなガレージには、ポルシェやフェラーリそして、
ロールスロイスがある。

プライベートジェットで世界を飛び回り、クルーザーに
乗り込み海で余暇を楽しむ。

 

描く夢というのは、どんどん膨らみ大きくなっていきます。

自分への期待はどんどん大きくなていきます。

 

自分でも心のどこかで、そんな生活無理だよな~、なんて
現実的でないことはわかっています。

それでも夢は見たいものです。

そして、心にはもう1つの期待があるんです。

 

「もしかしたら、夢が実現できるんじゃないか?」

 

そんな淡い期待も持っているんです。

想像する夢には、何の根拠もありません。

ただ漠然と、

 

「そうなったらいいな~」

 

ぐらいにしか思っていません。

たぶん本気で真剣に、そうなりたいって思っていたわけじゃない。

裕福になれればいいな~、ぐらいにしか思っていませんでした。

もしかして、だからダメだったのでしょうか?

もっと真剣に、

 

「金持ちになりたい!」
「裕福になりたい!」
「高級車に乗る!」

 

って思っていたほうが良かったのでしょうか。

 

 

真面目になることをやめてみる

ただひたすら真面目にコツコツ生きてさえいれば、
夢は叶うものなのでしょうか。

でも、現実はなかなかそういうわけにはいきません。

 

・仕事で成功したい
・裕福になりたい
・欲しいもの何でも手に入れたい
・自由に好きなことしたい
・お金持ちになりたい

 

そんな想像もしていました。

 

そうなったったらいいな~、なんて思っていたんですが、
20代、30代のころの現実とは違う世界です。

それが50代となった今でも同じです。

 

夢はあくまでも空想世界で、今いる現実は、真面目にコツコツ
というとっても地味な生き方をしています。

仕事で成功しているわけでは無いし、裕福でもない。

 

実際の今の生活と夢との間にとても大きなギャップがある。

そのギャップの大きさは、日本海溝の最深部から富士山の
頂上までの差くらい大きなものです。

 

真面目にコツコツやっていれば、きっと夢が叶う。

そんな根拠のないストーリーを考えていました。

ところがよ~く考えてみると想像したストーリーと現実との
ギャップが大きく過ぎて繋がっていなかったんです。

 

大きなギャップを取っ払われて飛躍して理想がすぐ近くに
あるみたいに思っていたんです。

大きな勘違い、間違いに気づいた私は、ある時、真面目にやる
ことをやめてみました。

 

今までのことを振り返り、今後の自分のあり方を考え直して
みたんです。

するとあることに気づいたんです。

 

今まで理想を追い求めてやってきたことが、そもそも間違って
いたことに気づいたんです。

期待する目標への道をまったく進んでいなかったんです。

つまり、無駄な努力をし続けていたということです。

 

真面目にやり続けることは、いかにもいいことのように思えます。

でも、理想に向けての正しい方向で努力しなければ、その努力は
すべて無駄なものになってしまいます。

これでは、真面目にやり続けた意味がありません。

時には、スパッとすべてをストップさせ、

 

「本当にこれでいいのか?」

 

と疑問を投げかけ、軌道修正をする必要があるかもしれません。

 

 

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本記事のまとめ

真面目にやることがいいことだと信じて頑張り続けた。
でも、現実の生活は借金まみれで何一つ楽にならない。
いったい何をどう間違えてしまったのでしょうか?
そんな時、真面目にやることをやめてみたら、本当に
自分の進むべき道が見えてくるかもしれません。

 

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