50代はやはり無理できません。
もう、若い頃とは違います。
変わってない錯覚は危険です。
決して無理は禁物です。
ゆっくりいくしかありません。
もう無理はできません
50代はもう無理はできません。
明らかに若い時とは違うんです。
でも、本質的に自分はそれほど変わっていない。
だから、
「もしかしたら、今まで通り出来るんじゃない」
なんて思ってしまいます。
月日は変わり1年1年確実に歳をとっていきます。
でもその時の流れは、ずっと続いているから、
そんな変化をあまり感じていません。
自分の意識というのは、ずっと同じように続いているから、
変化しているという感覚はまったくありません。
ところが、年齢とともに考え方は少しづつ変化しています。
その変化は、目に見えないほどわからない変化です。
だから、意識の変化はほとんど気づきません。
体の変化は鏡を見れば一目瞭然です。
ところが、
中身は以前と少しも変わっていないように感じてしまいます。
それは、やはり自分で変化を自覚していないからなのかも
しれません。
一晩寝たら、前日の自分と変わっていたというなら、変化が
きっと自覚できるのかもしれません。
中身の変化というのは、長年時間をかけてとてもゆっくりと
変化していきます。
だから、
いつまでも20代、30代のままというわけではありません。
50代ともなれば、体はもちろんですが、心や精神的な自分の
中身も確実に衰えてきます。
使い古されて、あらゆる機能が衰えてきてしまいます。
つまり、
「無理はできない」
ということなんですよね。
ゆっくりいくしかないんです
50代は、身も心も自分が思うよりも衰えています。
だから、無理は出来ません。
それはわかっているんですが、ついいままでの流れで、
無理をしてしまうこともあるんですよね。
今までと同じ気持ちで、
「まだいけるだろう」
とか、
「もっと頑張れるだろう」
なんて感じで、かなり無理なスケジュールをやりこなそう
とする時があるんです。
その時は、問題なく出来ちゃうんです。
ところが、その負担は、後から一気にやってくるんです。
以前ならそんなことなかったから、
「どうしてこうなった?」
と理解できないんです。
「今回はちょっと負担が大きかったのかな」
と軽く流してしまいます。
そして、また同じように、
「今回も出来るだろう」
という感じで同じように強硬していくんです。
でも今度は、また更に酷い状態になってしまいます。
「いったいどうしてしまった?」
とまた同じ疑問が湧いてきます。
でもしばらく休み復活すれば、結局また同じことを繰り返す。
自分自身が思っている以上に、50代は、体も中身も
古くなり衰えているんです。
もう、無理は出来ないんです。
ゆっくりいくしかないんです。
とはいうものの、自分で自分をどの程度変化しているのか
理解することは、とても難しいです。
だから、
自分の状態を早めに察知することが必要かもしれません。
少しでも、
- 疲れた
- だるい
- 思い
- 痛い
- 違和感がある
とにかく何かを感じたら、それが信号です。
今までは、多少の信号無視でも体力気力とも充実して
いたから何の問題もなかったんです。
それが50代ともなると、状況は異なります。
体も心も古くさび付いてしまっているので、少しの違和感
も見逃すわけにいきません。
あとあと大きな障害になってしまうこともあるかも
しれないからです。
焦ったところでどうしようもない
自分自身で無理がきかないという自覚がなければ、自制する
のもなかなか難しいんですよね。
だって、気持ちは、
「まだいける!」
って全然思えちゃうんです。
だから、つい、
「頑張っちゃえ!」
ってなってしまいます。
ところがそれをやってしまうと、後から一気にダメージが
きてしまいます。
一度受けたダメージは簡単に取り除くことができずに、
次第に蓄積されてきてしまいます。
そんな状態となってしまえば、それこそフリーズしてしまい
使い物にならなくなってしまうかもしれません。
50代は、もう無理が耐えられるような体ではありません。
体と同時に、心や精神面という中身もそれなりにパワー
が衰えてきてしまっています。
自分では、
「まだ大丈夫」
と思っていても、全然大丈夫じゃないんです。
とはいえ、いろいろとやらなきゃならないこともたくさん
あるんですよね。
仕事の量は、むしろ以前に比べると増えていて、さらに
責任も伴うという始末です。
でも、
「焦ったところでどうしようもない」
50代という現在の心と体の調子をよく考えて動かなきゃ
ダメなんですよね。
仕事の量を変えられないのなら、自分の調子を上げていかない
とならないのかもしれません。
古い体だからこそ日頃のメンテナンスが大事になります。
- 規則的な十分な睡眠
- 食べすぎない
- 飲みすぎない
- 夜更かししない
- 適度な運動
などのように生活習慣に十分気をつけた生活を心がける。
ただそれも50代の体をベストな状態に持っていくためのこと。
決して、20代や30代に戻れるわけではありません。
だから、定期的に十分なお休みを挟む工夫も必要かもしれません。
記事のまとめ
50代でも、もしかしたら今まで通りできるかもしれないと思う時もあるかもです。
でも、実際は、体も中身もそれなりに古くなりさび付いた状態なんですよね。
無理をすれば、あちこちから悲鳴が上がり、最悪の状態になる可能性があります。
自分で自覚していなくても、50代の心と体は、限界ギリギリのガタガタなんです。
今更、焦ったところでそうしようもありません。ゆっくり進んでみるんです。
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