毎日毎日、仕事へ行く。
真面目にコツコツ働く。
ところがいつまでも貧乏。
貧乏な大人はつまらない。
やっぱり遊びも必要なの？
真面目に仕事すればなんとかなる？
地道に真面目にコツコツ働けば、きっと道が開けてくる。
そう思って働き続けてきたけれど、一向に生活は楽にならず
いつまでも貧乏のまま。
だからこのままじゃダメ！
もっともっと働かなきゃ！
不思議なものでいくら働いても出ていくお金は多い。
住宅ローン、学資ローン、税金に保険、医療費など。
もちろん生活費もそう。いろいろな臨時出費も後を
たたない。
車が故障したり、電化製品が壊れたり、住まいの修理が
必要になったりととにかく出費が多い。
真面目に働けば働くほど、体にも負担がかかってくる。
精神的にも追い詰められて、身も心もボロボロになって
きてしまいます。
20代、30代の若い時ならいいでしょうが、40代、50代と
年齢を重ねていくとさすがに持ちこたえられなくなって
きてしまいます。
真面目にただ全力で働き続けるというのはやはり無理が
あるのでしょうか？
100メートル走を全力で走る勢いでマラソンを走ったら
どうなるでしょうか。
そんなことできるわけないですよね。
たぶん200メートルもしないうちに途中で倒れてしまう
かもしれません。
それと同じことじゃないでしょうか。
全力で働き続けていてもそれがずっと永遠に続けられる
わけないですよね。
真面目じゃないほうがいいのでしょうか？
真面目過ぎて全力出しすぎれば疲れ切ってしまいます。
全力は永遠に続きません。
続かないどころかせいぜい2，3日が限界です。
限界突破してオーバーヒートしてしまうと、ダウンして
しばらく身動きがとれなくなるほど憔悴してしまいます。
一旦憔悴して枯草のようになってしまうと、もう大変。
今度はやる気さえもすべて失うことになってしまいます。
大きなダメージでは数週間、立ち直れないままボーっと
無駄な日々を過ごしてしまうことになります。
最初の全力全開気力はどこへやら。
再び動き出してもすべてはリセットされて、全力どころ
ではありません。
リセットされてしまうと、やはり焦ってきます。
「こんなことでへこたれちゃダメだ！」
なんて思って、もっともっと頑張ろうとします。
再び全力失踪です。
そして再びダウンです。
リセットが繰り返されるたびに焦る気持ちが強く大きく
なっていきます。
「もっともっともっと頑張らなきゃ！！！」
再び頑張ろうとして、いつも振り出しに戻ってしまう
という悪夢のルーティンワークです。
真面目に頑張れば頑張るほど、この悪夢のルーティンワークに
はまってしまいます。
ひとたびこのループに入ってしまうと、意識も余裕が
なくなり簡単に抜け出すことができません。
真面目に頑張ろうとすればするほど、どんどん悪い方へ
いってしまう。
ということは、真面目じゃないほうがいいのでしょうか。
まずは少しづ少しづつゆっくりとはじめてみる
今まで何の運動もしてこなった人間が、体力がないから
ランニングして鍛えようと思い立つ。
そんな時、いきなりランニングなんてできるでしょうか？
ランニングを始めようとするときにも、やはりいきなり
全開では走れません。
準備運動をして、最初はウォーキングから、しかも1日おき
からとゆっくりとはじめていきます。
徐々に体を数週間慣らしていき体が慣れてきたらゆっくりと
少しずつ負荷を強くしていきます。
「ちょっときついな～」
そう感じたら元に戻して体力の回復を待ちます。
体調が悪い時には、習慣を一時中断して必ず休養をいれます。
仕事でも他にやりたいこと、またはダイエットなどでも
このランニングと同じじゃないかなと思うのです。
日常的にできることから少しづつ慣らしていく。
仕事でもやりたいことでも、スタートから全力疾走して
いたら、途中で一気に失速してしまいます。
もしかしたら完全にオーバーヒートしてしまって、
しばらくは身動きができなくしばらく静養が必要に
なってしまうかもしれません。
人間の心と体には限界があります。
もちろん鍛えていけば強くなりますが、少しづつ
段階を踏んでいかなければ対応できません。
自分のいる地点が低い限界点なら尚更です。
何事も一気に飛躍はできません。
真面目にやりすぎると自分の限界点を見失ってつい
焦って頑張りすぎてしまいます。
心と体のバランスを毎日確認して、まずは少しづつ
ゆっくりと自分自身と相談していくのがいいかも
しれませんね。
本記事のまとめ
真面目に頑張るのはいいことかもしれません。
でも、真面目過ぎるとつい焦って無理しちゃうんですよね。
限界点を超えて無理してやっても一気にダウンしてしまいます。
自分自身と相談して少しづつゆっくりと進むのがいいかも
しれません。
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